本記事では、はらだ先生の人気BL漫画『カラーレシピ』をほぼネタバレなしで紹介しています。『カラーレシピ』は執着愛・丁寧な心理描写・読み応えのある展開が魅力の名作BL作品です。

あらすじや作品の雰囲気等は書いてますので注意してください。メインキャラ紹介については微ネタバレオンオフ切り替えを設けています。
あらすじ
笑吉の働く美容室に某有名店で人気スタイリストだった福介が入社してきた。性格も得意なことも違い、初日からぶつかり合う水と油のような二人だが彼の入社後、笑吉の周りでは不可解な出来事が起き始めて…。
#執着攻め #ツンデレ受け #サイコパス #深い心理描写
見どころポイント
1. 狂気と執着と日常
狂気を孕んだ執着がじんわりと笑吉の日常に忍び寄る様子に色んな意味でドキドキしました。
2.繊細で丁寧な心理描写
心理描写が深い。登場人物の行動や視線、情景描写ひとつひとつが繊細で心の裏側が丁寧に描かれています。
3.サロンという密室空間のリアリティ
美容室という閉ざされた空間が、登場人物たちの心理的な緊張感を高めており、会話・仕草・距離感——全てが「人間の関係性」を象徴しているようでした。
こんな人におすすめ
- はらだ先生の作品が好き
- サイコホラー系の作品が好き
- 歪な愛・執着愛を描いた作品が好き
- 深く丁寧な心理描写のあるBLが好き
- 少し変わった作品を読みたい
メインキャラ(微ネタバレ切り替え感想つき)
福介(攻め:人気スタイリスト)
一見すると執着とは無縁そうな風貌だが、粘着力の強いサイコパスチックなイケメン。上巻ではスマートな執着攻めな姿が描かれる一方で、下巻に入るとなりふり構わない執着攻めな姿がみられます。器用に見えて心には不器用な人なのかも。
笑吉(受け:職人気質の美容師)
上巻では不愛想でお客さんからの指名も少なく、ストーカー被害にまで遭う不憫なツンデレ受けに見えたものの、下巻に入ると仕事に対して誠実でまっすぐな一面が皆に伝わっていく様子が描かれています。純粋な心を表すような瞳がとってもきれい。

全然関係ないど、二人とも縁起の良いお名前ですよね。
まとめ
『カラーレシピ』は、執着と愛情の間で揺れる人間の心を鮮やかに描いた心理BLの名作。二巻完結の漫画ですので、一気読みしたい方にもおすすめです◎
それでは、よい週末を☕🌙